失明の心配がある病気

失明の心配がある病気

失明の心配がある病気はできるだけ早く治療、対策が必要です。

目の病気はいろいろありますが、早目に治療をすることは大切な事で、治療する機会を逃してしまうと失明の心配がある病気もあるので注意が必要です。

人間にはたとえ一部が見えないような目の不具合、症状が発生でも、それを補完して問題なく見えるような機能が備わっており、自覚症状に気づかないことも多いようです。

そうすると自覚症状が薄いままで悪化して進行してしまうことから、少しでも変だなと目の不快症状を感じれば眼科などの病院で一通りの検査を受診すれば早期発見につながり、適切な治療を受けられるでしょう。

大切な治療できるポイントで放置してしまうと、最後は目が見えなくなってしまう失明のリスクがありますから、何とか早めに治療を開始することが大切でしょう。

また、検査して貰う機会として会社などで働いている人ならば、1年に1回、職場で定期健康診断を行ってくれることでしょうから、費用も会社負担で健診結果も出して貰えるから目の健康管理に役立ちます。

主婦の場合、旦那さんが働いている会社で妻の分の健康診断費用を負担か一部補助してくれるところもあるようですが、そうでない場合も少なくないでしょう。

ですが、できれば主婦の方も1年に1回くらいのペースで健康診断を受診しておいたほうがよいはずですし、もしも住んでいる地域の各自治体で低料金で健康診断を受けるシステムや補助金を給付してくれる福利厚生が整っていれば、積極的に利用したいものです。

ちゃんと治療をしないと失明の心配がある病気としていくつか上がるとすれば、

視神経を傷めて視野が狭くなっていく緑内障
糖尿病の合併症として生じる糖尿病網膜症
網膜の光を感じる細胞が変性していく網膜色素変性
加齢黄斑変性と呼ばれている網膜の黄斑部に起きる黄斑変性

などがあり、それぞれについてより詳しく説明します

視神経を傷めて視野が狭くなっていく緑内障

視神経を傷めて視野が狭くなっていく緑内障


緑内障は眼圧が高くなることで視神経が傷んでゆき、徐々に視野が狭くなって見えない部分が発生し、最終的には失明してしまう恐れのある病気です。

40歳以上の方が緑内障発症率は5%と報告されており、つまり中高年にさしかかって20人に1人が緑内障を発病してしまう比較的になりやすい病気かもしれません。

残念ながら現代の医学では治療が難しいそうですが、進行を遅らせるために早期発見、早期治療することが大切で、できるだけ早い段階で眼科の診察を受け、治療を開始することが重要です。

緑内障は、眼圧異常などの影響で視神経が障害されるのが原因とされ、眼圧を測定することで異常を見つけることができるとされています。

緑内障は視覚障害の中でもトップクラスの患者数が多い目の病気なのですが、早い段階で適切な治療を続ければ、多くの場合失明を防ぐことができるとされています。

緑内障の原因は、角膜と水晶体の間を満たしている透明の液体である房水がたまりすぎてしまうことで眼圧が上昇してしまい、視神経を圧迫しすぎてしまうことされ、この房水を減少させることができれば症状を抑制できるとされています。

先ほど40歳以上の方の緑内障発症率が高いと説明しましたが、特に女性に多いことも分かってきているようで、身内に緑内障の患者がいる場合も、確率的に高いようですが、遺伝と関係があるのかもしれません。

では、実際に緑内障と判断された場合に初期段階で治療を受けることが重要なのですが、

まず眼圧を下げる方法として点眼薬を毎日続けることで、尻水の生産量を抑えたり、排出を促す作用が期待され、点眼薬によって眼圧を下げて視神経への負担は減らせます。

もちろん、症状に合わせて複数の点眼薬を使用することもあり、眼科でしっかりと検査した上で、医師と相談しながら自分の状態に目の合った薬を処万してもらうようにしましょう。

もしも点眼薬で効果が期待できない場合には、レーザー治療や手術を行うケースもあるようで、虹彩に小さな孔をレーザーで開けて、そこから房水が排出される方法と、目詰まりを起こしている線維柱帯にレーザーが当て綱目を広げる等があるようです。

レーザー治療は本的には入院せず日帰りで治療できるようですが、治療後の薬物療法をおこなうかどうか、治療後の炎症などのチェックが必要なため、通院するなど医師と相談して、指示を受けることが大切でしょう。

点眼薬やレーザー治療では眼圧が下がらず失明の恐れがある場合には、新たな排出路をつくる手術などをすることもあるそうで、医師とよく相談して最善の方法を選択してもらうことは大切です。


糖尿病の合併症として生じる糖尿病網膜症


糖尿病の合併症として生じる糖尿病網膜症

インスリンというホルモンの働きが悪くなることで、分泌量が少なかつたりすると高血糖となってしまう病気が糖尿病です。

糖尿病網膜症は、糖尿病が発症して血糖コントロールが悪い状態がつづくと、8年〜10年とジワジワと発症し、人によっては20年という長期にわたって進行するそうです。

血液中の糖の濃度が高すぎる状態が続くと、血管の壁を次第に痛めつけてしまい、全身の血管、特に毛細血管を痛めてしまうとされています。

腎臓、網膜、毛細血管のような細かな血管から栄養を得ている神経に発症してしまう障害が、糖尿病の三大合併
併症と言われており、血糖値が高い状態が続くと次第に悪化してゆきます。

初期の状態では、毛細血管がだんだん脆くなり、網膜にさまざまな変化が発生するのですが、自覚症状がほとんどないために気がつきにくいようです。

さらに次の段階に進むと、たとえば黄斑浮腫のような症状が発生しない限り、ほとんど自覚することがないようです。

そして、痛んだ毛細血管のかわりに新たに非常にもろい新生血管ができはじめるようになると、危険な状態で、人によっては10年20年と静かに進行してゆくのです。

糖尿病による血糖値が高くなったドロドロの血液が、眼の中の細い血管にダメージを与え、血管が傷つけられたり破れて出血し、毛細血管瘤ができますと、その出血した部分が見えづらくなってしまうのです。

糖尿病は初期には自覚症状が少ないので、いつ発症したのか分からないことが多いようですが、定期検診で糖尿病と診断されたなら、必ず精密眼底検査査も受けたほうがよいでしょう。

糖尿病は継続的な治療が必要ですし、眼科でのチェックも定期的におうことが必要で、徐々に合併症の糖尿病網膜症にならないように早期発見であれば治療の成功率も高まるはずです。

中高年が失明してしまう原因として、糖尿病の合併症として生じる糖尿病網膜症は緑内障の次に多いとされているのですが、きちんと血糖をコントロールすることができれば、最悪の結果を免れることも可能とされています。

基本的に食事、運動、薬によって安定した血糖直を保つことができれば、たとえ糖尿病を発病してしまっても、糖尿病欄膜症は防ぐことができるとされています。

ですが、すでに糖尿病網膜症が生じてしまっている場合には、網膜の病変を治す硝子体手術など病期、症状に合わせた適切な治療をすることで、視力を保つ可能性もあるとされていますので、専門の医師へ相談することになるでしょう。

網膜の光を感じる細胞が変性していく網膜色素変性


網膜の光を感じる細胞が変性していく網膜色素変性

網膜色素変性は、長い月日をかけて次第に網膜の光を感じる視細胞が変性していく遺伝性の病気で、進行性夜盲、視野狭窄(求心性、輪状暗点、地図状暗点、中心暗点)、羞明(しゅうめい)、視力低下が特徴的な疾患とされています。

遺伝性疾患として、常染色体優性遺伝、常染色体劣性遺伝、伴性劣性遺伝の3タイプがあるようですが、孤発例も多くみられるそうで、日本では数千人に一人の割合で発症しているようです。

網膜色素変性を治療する為に、点眼による網膜神経保護、遺伝子治療、網膜幹細胞移植、人工網膜などさまざまな研究が世界中で行われているようですが、残念ながら今のところ治療法が見つかっていないそうです。

ただし、病気の進行を遅らせる研究も進んでおり、神経保護の臨床試験や遺伝子治療の成功例も発表されており、近い将来、有力な治療法の開発が期待されています。

網膜色素変性の症状としては、最初の段階で暗いと物が見えにくい夜盲となり、その後次第に人が突然視界に飛び込んできたり、人混みで誰かにぶつかりやすくなったり、視野が狭くなる視野狭窄となることがあるようです。

他の目の病気との合併症として、網膜色素変性になると比較的早い段階で白内障を発症することがあるようで、白内障が原因で視力の低下がある場合には、白内障の手術が行われることがあるそうです。

網膜色素変性の検査には、眼底検査、視野検査、網膜電図などに夜盲症の症状が見うけられれば、ほぼ診断が付くとされています。

網膜色素変性によって失明してしまうのではないかという心配ですが、視力の低下による社会的失明(視力0.1以下)になる例は多いのだそうですが、医学的失明は少ないそうです。

参考 wikipedia;

加齢黄斑変性と呼ばれている網膜の黄斑部に起きる黄斑変性


加齢黄斑変性と呼ばれている網膜の黄斑部に起きる黄斑変性

黄斑部は、網膜の中央にある直径2ミリ程度の凹みの部分で、中心窩(ちゅうしんか)と呼ばれており光を認識する視細胞が集中しており、ものの見え方に影響を与える重要な部分です。

この黄斑部に障害が生じてしまうと、ゆがんで見えたり、中心部が暗くなったり視力が低下するなどの症状が発生してしまうのですが、とくに進行が早い病気が加齢黄斑変性とされており、気になる症状があれば、早めの治療で進行を食い止めることが必要とされています。

加齢黄斑変性は欧米においては、成人の失明原因の第1位となっているそうで、最近日本でも患者さんが急激に増えている危険な目の病気となっており、発症率は50歳以上の1.3%となっているそうです。

ちなみに黄斑部に病変があったとしても、加齢黄斑変性ではないケースもあり、黄斑部の中央部分にぼっかりと孔が空いてしまい、見え方がかなり悪くなる病気の黄斑円孔。

黄斑部に膜がかかり歪みが生じるが失明のおそれはない病気で、高齢者での発病率の高い黄斑上膜、糖尿病の患者さんに多いとされる網膜のむくみが黄斑部で生じることで見え方が損なう黄斑浮腫などがあるようです。

加齢黄斑変性は進行の進み方が早いタイプの滲出型と、ゆっくり進むタイプの萎縮型があり、日本人の加齢黄斑変性の場合は、九割近くが早いタイプの滲出型なのだそうです。

早いタイプの滲出型の加齢黄斑変性はならば、早期に発見して治療を開始すれば、視力を維持あるいは改善することがかのうですが、視力が正常になることは難しいようです。

ではゆっくる進むタイプの萎縮型の加齢黄斑変性の場合は、現在のところ有効的な治療法はないようですが、新生血管ができはじめ、滲出型に変化が認められたら治療を開始できるのだそうです。

萎縮型の加齢黄斑変性は急激に視覚障害が進むものではなく、進行はゆるやかなので、治療が始められるように定期検診などで滲出型への変化があるか注意することは大切のようです。

加齢黄斑変性の萎縮型であれば、病変が中心窩に及んでいるか、新生血管や低下している視力の状況によって、レーザー治療、抗VEGF療法、PDT(光線力学的療法)などの最適な治療を早く治始めたほうがよいとされています。

加齢黄斑変性は日本人に近年とくに急増しているとされ、人口の高齢化もあるのかもしれませんが、失明原因の第4位となっていますので、早期に発見して、可能ならば治療を早く開始することが大切です。